ありさくの日記

日本からフランスへの留学生です。気ままに日々ふと思ったこと、載せていきます。

日曜日の午後

 

(とあることがあり本当はフランスの男尊女卑、アジア人への軽蔑とかに関する憤りについて書こうとしたのだけれど、途中で面倒になったのと同時にあまりにも重すぎるのでやめておこうと思う。笑)

 

先週の木曜に最後の授業が終わり、ついに長いようで短かった一年目が終わった。

 

 

そのあとはかなりバタバタしていて、急いで荷物を片付けたり(そしたら責任者の勘違いにより自分の荷物が預けられなくなって、出発前に自分の荷物を置いておけるのか未だに定かじゃなくなってしまい困っている。普段あまり怒らないけど本当に腹が立って五人くらいに愚痴ってしまった)、夜通しのお別れパーティーに行ったり、セーヌ川沿いで深夜まで演奏したり、会計の仕事をしたり、その反動で寝まくったり、ようやく落ち着いたのが今日、今この文章を書いているのがその3日後の日曜日、穏やかな午後である。

 

 

日曜日の午後、というと必ずある情景を思い出す。

 

 

小学校低学年の時、父親と風呂に入った後、ホカホカの状態で見るちびまる子ちゃん、母が支度する夕飯の香り...

 

平和を何か情景に例えるとしたら私は真っ先にこれを挙げると思う。

 

両親も風呂もテレビも、あと一ヶ月で会える、楽しみだ。

 

ちなみにその中でも特に印象的な日曜の午後のお風呂があって、それはベルギーに住んでいた小学4年生の時、父親と風呂に入っていて日本へ帰国することを告げられた時で、ショックで目の前が真っ暗になったのをとても鮮明に覚えている。

 

そう考えると、もちろん恋しいものも沢山あるけれど、今こうしてまたあの時のようにヨーロッパで暮らせることは本当に幸せだなあ。