ありさくの日記

日本からフランスへの留学生です。気ままに日々ふと思ったこと、載せていきます。

パリの古着屋

日本にいる時から古着が好きで、よく原宿とか渋谷とかウロウロしていた。

 

 

 

そんな自分にとって、パリの古着事情は天国みたいなものである。

 

 

 

というのも日本よりも品揃えは豊富、さらには値段もかなり安い。物によるけれど日本の半額以下とかで良いものを買えるのではないだろうか。

ちなみにロンドンよりも格段に安い。

 

 

私は自分で良いと思ったものを買うタイプなのでこのブランドの上着の相場がいくらだとかは全くわからないのだが、たとえば今日着ているビンテージのアロハシャツと夏用の女性ものスラックス、上下合わせて15ユーロである。(日本円で2000円ほど)

運が良ければ1ユーロ(130円くらい)で好みのコートが買える。

 

 

そんなわけで今日は私がよく行くパリの古着屋チェーンを2つをここに紹介しておく。

どちらもマレ地区にあり、ノートルダムやパリのど中心であると言えるシャトレと近いのでかなりアクセスはいいと思う。

 

 

 

 

•Kilo shop 

 

私の一番のお気に入りの古着屋である。値段は小物を除き量り売りで、自分でカゴに入れて量る。

特に、hotel de ville 近くにあるkilo shop はかなり大きく、地下と合わせて品揃えが豊富だ。またそのお隣も姉妹店であるkilo shop kawaii があり、その名前から着物やそのリメイク品(布カバンなど)が売っていたりする。

 

ここは量り売りなので、とくに重さの軽いビンテージのシャツなどはかなりお得に手に入れることができる。あとわりとおしゃれな人が多い。

多分古着屋チェーンで一番大きいので、マレ地区以外にもよく見かける。

私は今のところemmaus(リサイクルショップ、かなり安いがわりと低所得者向けだったりして人によってはあまり評価は良くない)に次いで二番目に安いと思っているが、フランス人の中にはkilo shop は高いと言っている人もいるので安い方ではないっぽい。

 

 

 

•Free'p'star

 

フランス語で古着屋のことはfriperieと言います。おそらく名前の由来はこれだろうな。

ここは一着一着値段がふってある。大体相場は10ユーロ−25ユーロでたまに掘り出し物があったりする。ブランド古着はkilo shopよりも多いイメージ。

そして人がいつも多い。若者に混じっておじいさんおばあさんもよくいる。私は大体ここに行くと疲れるのでいつも最後に行くようにしている。

ここの目玉は全品均一1ユーロのコーナーで、箱に服が放り投げてありそれを漁る感じである。いい感じのコートが1ユーロで変えたりするので、とにかく安い掘り出し物を探したい人にはオススメ。また店内が狭いのでスリには十分注意した方がいいと思う。

お気に入りのFree'p'starは前述のkilo shop と同じ通りにある二店舗と、メトロst Paul(le marais) 駅を出てすぐ近くにある一店舗。

 

 

とりあえずその三店舗古着屋が密集してる通りの名前貼っとく。

 

Rue de la Verrerie, 75004 Paris

 

 

というわけで古着屋レビュー、他にもオススメの店舗があるのでまたいずれ紹介するかもしれない。

 

 

 

 

パリの電車でふと思ったこと

パリの電車の中には色んな人がいる。

 

(ここでいう電車は地下鉄とRERの二つを指す)

 

RERは国鉄みたいなもので、パリ郊外からパリ市内へ繋がっている。

 

だから色んな人がいて、危険な地域に繋がっていたりもするから、犯罪の数がとても多い。

 

私は以前にRER乗車中、目の前で友人がひったくりに逢い、パスポートと財布の入ったカバンを盗まれたことがあって、今はかなり用心して乗っている。(この話はいずれ話そう)

 

というわけでいつものように今日もRERに乗っていた訳なのだけれど、そうしたらいつものように私が座っていた目の前の席に黄色いカードを配りに来た人がいた。

 

そのカードには要約すると"家族がいますがお金がありません。お金かレストランのチケットを恵んでください"と書かれている。

数分経つと何もなかったかのようにそのカードを回収しにくる。それを読んで気の毒に思ったおばあちゃんがたまにお金をあげている。

 

私がRERに乗っていると、高確率でこのようにカードを置いていく手口でお金をせびる人がいる。

 

私は無職です、私はシリア難民です、兄弟がたくさんいます、小さい子供がいます......

 

しかも揃って黄色のカードで字体が一緒、文章もかなり似ている。違うのはお金をせびる理由くらい。

 

だから、今日ふと、こいつらグルなんじゃないかと思った。なんか裏で大きな組織が、大量の貧しい人たちを雇ってビジネスをしているのではないかと....

 

まあでもそんなの疑ってもしょうがないか。お金をあげる人はあげるしあげない人はあげないし。

単純に印刷頼んだ先が同じだっただけかも。

 

そんなことをぽけーっと考えていた連休。

 

パリは他の国に比べて道端の物乞いや電車の中でお金をせびる人がとても多い。地下鉄に乗ると三回に一回はお金がない、お金をくださいと演説している人がいる。

 

移民がこちらに比べて遥かに少ない日本ではまず見ない光景。

 

 

 

そんなこんなでフランス在住の学生が住んでいてふと思ったこと、面白い事件、普段の生活について、下手な文章ではありますが書いていこうと思います。

乞うご期待。